記事概要
はじめてwordpressを導入しました。なので、今後のために、手順や苦労した箇所などを記載しました。
wordpressを使ってブログ開設を考えている方の参考にもなれば幸いです。
環境
- vagrant centOS6.5
はじめに
このブログを初めて6年が経ちました。
ノリで始めたこのブログですが、投稿数が500近くにもなり、色々なカテゴリも増えました。
と同時に、記事も探しにくく、わかりにくくなってきました。
そこで、このサイトで特にアクセス数の多い『swift』と『android』のコンテンツは別ブログとして切り出すことにしました。
そして、新しいブログサイトは、wordpressを利用しようと思います。
なので、その開発環境の導入メモを残しておきます。
苦労した点や、はまった点を記載していきます。
私と同じように、はじめてwordpressを構築する人の参考になればと思います。
開発環境の用意
開発環境にはvagrantとcentos6.5を使います。いきなり本番サーバーでの適用はしないで、ローカルで色々と試してから本番にあげます。
予定している手順は、ざっくりと以下になります。
- vagrantでwordpressを動かす開発環境を作る
- 開発環境でwordpressの基本操作と設定方法を覚える
- 最初の記事をいくつか書く
- 本番サーバーで使うnginxでwordpressが動くようにする
- ドメイン取得
- リリース
では、はじめていきましょう
wgetの導入
vagrantの環境はwgetがないので、まずはwgetのインストールから始めます。
[terminal] sudo yum -y install wget
Apache、MySQL、PHPの導入
wordpressの動作確認に利用するだけなのでミドルウェアのバージョン等は無視します。本番はnginxを使う予定です。
[terminal] sudo yum -y install httpd mysql-server php php-mysql
phpの設定と動作確認
[terminal] vi /etc/php.ini [php.ini] // 書き換え date.timezone = "Asia/Tokyo"
php動作確認用のファイルを用意します。
[terminal] touch /var/www/html/phpinfo.php sudo vi /var/www/html/phpinfo.php [phpinfo.php] <?php phpinfo(); >
apacheを再起動して動作を確認します
[terminal] // apache再起動 sudo /etc/init.d/httpd restart
「http://192.168.33.30/phpinfo.php」にアクセスします。
phpが動いているのが確認できました。
mysqlの設定と起動
[terminal] // サービス開始 sudo /etc/init.d/mysqld start
mysqlが動いていることを確認します
[terminal] mysqladmin -u root ping mysqld is alive
文字コードをutf8に変更します
[terminal] sudo vi /etc/my.cnf [my.cnf] [mysqld] datadir=/var/lib/mysql socket=/var/lib/mysql/mysql.sock user=mysql character-set-server=utf8 # Disabling symbolic-links is recommended to prevent assorted security risks symbolic-links=0 [client] default-character-set=utf8 [mysqld_safe] log-error=/var/log/mysqld.log pid-file=/var/run/mysqld/mysqld.pid
変更した文字コードを有効にするために再起動します
[terminal] sudo /etc/init.d/mysqld restart
wordpressのDBを作成します
[terminal] // ログイン mysql -u root -p // DBの作成 create database wp default character set utf8; // パスワードを設定 grant all privileges on wp.* to wp@localhost identified by 'wordpress'; // データベースが作成されていることを確認 SHOW DATABASES; // データベースを選択 use wp; Database changed // 文字コードを確認 show variables like "chara%";
DB作成後に文字コードがUTF-8になっていることを確認しましょう。
でないと、wordpressのバージョンが4.xだと投稿ができないケースが発生することがあるそうです。
wordpressのダウンロードと起動
いよいよ最後です。といっても順調ならここまでで10分くらいでしょうか。
[terminal] // homeディレクトリへ cd // 作業用フォルダを作成 mkdir temp cd temp // wordpressのダウンロード wget http://ja.wordpress.org/wordpress-4.1-ja.tar.gz // ダウンロードしたwordpressを解凍 tar zxvf wordpress-4.1-ja.tar.gz cd /var // /var/wwwフォルダの作成 sudo mkdir www // homeディレクトリへ cd // 作業用フォルダへ cd temp // /var/www/配下にwordpressをコピー sudo cp -ar wordpress /var/www/ // wordpressのフォルダをapacheユーザー、グループに変更 sudo chown -R apache.apache /var/www/wordpress
Apacheでwordpressを動作できるようにします
[terminal] sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf [httpd.conf] DocumentRoot "/var/www/wordpress" [terminal] // apache再起動 sudo /etc/init.d/httpd restart
「http://192.168.33.30」にアクセスします。
画面が表示されました。あとは画面の指示通りにデータベースやブログ名の設定をおこなっていきます。
DBの名称は自分の環境に応じてつけましょう。
DBとの接続に成功すると上記の画面が表示されます。
成功です
これで無事wordpressが動かせる環境になりました。
次は、wordpressの中をいじっていきます。
構築時間はだいたい30分くらいでした。プログラミング経験がないともうちょっとかかると思います。
以上。
wordpress 構築初心者 オススメ書籍
インターネット上にwordpressの情報は多いのですが、かなりばらつきがあります。
初心者は、基本的な本を一冊購入したほうが早く理解が深まるすると思います。
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