2015年7月24日金曜日

富士山(ふじさん)に行ってきました -日帰り富士登山 須走ルートを越えてゆけ- その3

  • 公開日:2015年07月24日

登山日時

  • 2015/07/20

記事内容


その2の続きです。

タイムライン(赤字が今回の記事内容)


  • 01:30 自宅を出発(交通手段:車)
  • 04:00 須走口駐車場に到着
  • 05:30 シャトルバスで須走ルート入口に出発(交通手段:バス)
  • 06:00 須走ルート入口に到着
  • 11:15 富士山頂到着
  • 14:15 須走ルート入口に下山
  • 14:45 シャトルバスで須走口中駐車場に出発(交通手段:バス)
  • 15:15 須走口中駐車場に到着
  • 16:00 温泉
  • 17:00 帰宅路へ
  • 21:00 自宅に到着

富士山頂 - 5合目


須走ルートの下山ルートは、登りルートと異なる山道を進んでいきます。

富士山の天気は、昼を過ぎると靄がかかる傾向があるそうです。
この日もその例にもれず、下山時は見通しの悪い靄の中を進むことになりました。

この日の登山は日帰りで、他の登山客とは時刻的にずれていたからか、下山ルートにはあまり人がいませんでした。
なので、僕と友人の基準スピードでどんどんと先を進んでいきました。

途中には、本7合目の休憩所で、

カナダから観光に来たカップル

と少し話をし、7合目の休憩所では

『必勝』の鉢巻を巻いたアメリカ人登山客

と言葉を交わしました。
さすがは世界遺産に登録された富士山です。

新宿並みにグローバル化が進行しています

そして、7合目よりも下に降りると、足元が砂地の箇所が出現します。

この砂地は距離が長く、足に負担がかかるのでゆっくりと進んだほうが良いです。しかし、下山はどうしてもスピードが出てしまうので、無駄な力が足にかかってしまいます。
足がしんどいと感じたら、定期的に休憩を取りましょう。
この砂地は、一気に駆け抜けていける距離ではありません。

そして、この長い長い砂地を抜けると、最後の休憩ポイントに到着します。

ここの標高は2,300m。ゴールまで残り300mです。
最後に疲れた体を休めていると、しつけの行き届いたワンちゃんが車(?)で出かけて行きました。

登山をしていると、意外と犬と遭遇します。旅のお供に犬を連れてくのは、世界共通なのでしょうか…。
休憩後は、最後の気合を入れて出発。登りの最初と同じように、下りの最後は原生林の中を歩いていきます。

20分ほど下ると見事にゴール。下山時間は3時間程度でした。合計すると、

往復8時間で須走ルートを制覇!

須走ルートは、健脚なら日帰りが可能ということが証明されました。

富士宮ルートも悪くありませんが、須走ルートも楽しかったです。
富士山にはハズレルートはないと思います。

下山後は、シャトルに乗って駐車場まで戻り、汗を流しに温泉へ行きました。

この須走口駐車場近くの温泉は、ブーロ(風呂とプールの造語かな?)と呼ばれる男女が水着で入れる温泉があるのですが、僕らは水着がないので普通の温泉で汗を流しました。 しかし、

駐車場には自衛隊のジープが数台停車していました

まさか国民を守る自衛隊の皆さんが

ブーロに入りに来た

なんてことはありませんよね??
……国民のために毎日演習ご苦労様です!!

さて、風呂で汗を流したあとは帰宅の路へ。しかし、高速は大渋滞。さすが三連休の最終日です。
不況だ不況だ言われても、やっぱりみんなどこかに出かけているんですね。

結局地元の駅についたのは21:00頃。約20時間の山旅でした。

まとめ


実行に移す前には多少不安があった日帰り富士登山ですが、時間的な問題はありませんでした。
都内付近に住んでいる人なら、十分日帰りで対応できます。
ただし、久しぶりの高山ということもあり、最初は体がうまく順応できなかったのがつらかったです。

「今年こそは富士登山を!」と心に思っている人は多いのではないでしょうか。
そう思っている人は是非行ってみてください。頂上までたどり着くにしろ、断念するにしろ良い経験になると思います。

さて、三回にわたり長々と記事を書いてきましたが、これで富士登山の記事を終了したいと思います。

この後はいつものアプリのデータの他に、Youtubeで公開する動画も作りたいと思っています。
作成したら、いつものように告知をするので、よかったら見てみてください。
Youtubeページは現在作成中なので、公開したら暇な時に遊びに来てください。

でわ。

おまけ


皇太子様が登山された際は、八合目で宿泊されたようです。

そりゃ、日帰りなんてされるわけないですね。失礼しましたー。

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