2015年7月18日土曜日

エンジニアのキャリアの方向性

  • 公開日:2015年07月18日

記事概要


エンジニアのキャリアについての考察

キャリアの方向性を思考する


WEBの開発、アプリの開発、インフラの構築と、一通りのことは対応できるようになり、これからの自分のキャリアについて考えています。
とはいいつつ、考えもまとまらず、答もでず、気が付くと家に帰ってもxcodeやらandroid studioを立ち上げている毎日です。

結局、業界的に明確なキャリアパスがなく、ゴールが描きにくいのが、時々不安に駆られる原因なんだと思います。
やっぱり人間ってゴールがないと頑張れないと思います。僕は技術を習得したり、追っかけたりするのが好きなので、あまり深く考えずにここまで走り続けてきました。
でも、そろそろ本当に先のことを考えないといけない。
人間は誰でも年を取るし、若さという巨大なエネルギーには、優れた技術でも対抗できなくなるときがくる。どの業界も同じだと思います。

『エンジニア キャリア』で検索をすると、クックパッドさんのブログが引っかかりました。
どんな立場の人でも考えることは一緒なんだなと思うと同時に、この業界のキャリア形成には、世間一般的とされている『普遍的なキャリアパス』はほとんど役に立たないということも改めて実感しました。

非言語の世界へ


この『ダメ男のブログ』のサイトの主なコンテンツ内容は技術情報の提供です。
アクセス数はそこそこありますが、内容的に、僕のブログを毎日読んでいる人は少ないのではないでしょうか。(最近は更新頻度を可能な限りあげていますが、さすがに毎日はしていません)

もしかしたら、「タイトルだけは毎日確認しているよ」という人ならいるかもしれません。
そういう人は気づいたかも知れませんが、僕は最近「画像と動画」の学習(プログラミング含む)に力を入れています。
そうです。僕がこれから力を入れていく予定なのは、「画像と動画」です。
コンテンツの作成はもちろん、アプリやサービスの構築までやっていくつもりです。

英語は必須スキルだが...


グローバル社会が標榜され、英語を学習することの重要性が声高に叫ばれています。
実際、その通りだと思います。僕も一時期、必死に英語を学習しました。中国語もカタコトですが、勉強しました。

技術ドキュメントは英語で読むし、ちょっとしたyoutubeの動画も英語でなんとか理解できます。

でも、それだけなんです。

僕みたいな中途半端な英語力だと、英語はただのツールで、武器としては使い物にならない。
技術や情報といった対価を得るために必要な力ではあるのですが、英語そのものに価値はほとんどありません。

僕の英語力では、言葉では勝負出来ない

というのが僕の長い長い外国語学習の結論です。

なにより継続的な技術力の向上が必要なエンジニアは、英語の学習時間を取るのがとても難しい。
「役に立つから」レベルの必要性で続けるのは、不可能だし無理がある。
エンジニアは英語を学習しろという意見は多いのですが、この意見を鵜呑みにして頑張り続けるエンジニアはそのうち潰れると思います。
一日二時間も英語の学習に使っては、英語力は上げることができても、技術力は落ちます。
目的と手段が入れ替わっている人は結構多いのではないでしょうか。

戦うフィールドを変える


最近僕は、登山やドローンを趣味としています。
その息抜きの日々の中で気づいたのは、画像や動画を使った情報発信をすると、日本人より外国の人のほうがアクションしてくれる人数が多いということです。

僕はエンジニアなので、正直、話をするのはあまりうまいとは思いません。平凡です。
ただ、画像や動画に関しては、プログラミング同様、そこそこのセンスは備わっているようです。学習するのも苦でありません。
なので、こっちの方面の技術と運用、そしてサービスを含めてやっていけば面白いことができるようになるのではないかと思っています。

まとめ


決まったレールがない以上、定期的にキャリアの方向性を考えることは重要です。そして、キャリアの方向性を決める場合は、自分の資質や経験、環境をきちんと棚卸することをおすすめします。

『僕はこうなりたい』『私はこうありたい』という感情はもちろん重要です。
ただ、ある程度のキャリアを積んできて思うのは、人には向き不向きがあり、不向きなことに注力しても、割いた労力の割にあまり良い結果は得られないということです。

『人からこう見られたい』とか『普通はこうだから』といった思いを捨て、自分が周りに評価されている事柄を鑑み、そこから派生したものの力を伸ばしていくのが一番良い選択なのかもしれません。

以上

キャリアを考える際にオススメの本


未来がどうなるかは誰にもわかりません。でも、この本は、どんな未来が待ち受けているのかという予想をし、未来の人々の働き方を具体的にシュミレーションしています。テクノロジーの進歩の速度を考えると、この未来予想にはかなりの説得力があります。なにかの参考になるのではないでしょうか。

エンジニアなら誰もが気になるgoogleでの働き方の文化が詰まった本。
自由奔放なイメージがあるgoogleですが、型にはまったパターンが形成されているようです。他の企業との違いは、作った型を常に変更し続けていることでしょう。それも、普通の労働者では変化が早すぎてついていけない速度で。やっぱり凄いと思います。

参考サイト

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