前回はアマゾン・プライム・エアについて紹介しました。
今回は医療分野のドローンを調査し、最後に未来のドローンについて考えたいと思います。
マイクロスコピック・ドローン
マイクロスコピック・ドローンと呼ばれるドローンは、ナノマシーンです。
このドローンはナノマシーンが体内を駆け巡って、動脈の悪いところを治してくれます。
プラスチックに近い物質でできており、そのサイズは人間の毛髪の1000分の1程度。
治療箇所へナノ粒子をたどり着かせ、炎症治療のための薬を放出するらしいです。
凄い時代ですね。
商用への変換
現在のドローンは一部の熱狂的なユーザーが遊びで利用しているのが現状です。
ここから徐々にビジネスで利用できるように変化していくことが必要なってきます。
別にビジネスにする必要はないんじゃないかという声も聞こえてきそうですが、 ビジネスにすることで加速度的にテクノロジーは進歩します。資金がないと研究も進まないので、利益を出すことは重要です。
現在は空撮の市場くらいしかありませんが、医療、農業、配送、飲食、レースと様々な分野でドローンは使われていくはずです。
人の仕事は無くならない
テクノロジーの発展により、人の仕事が失われるのではないかという懸念をいだいている人は多いようです。
確かにパソコンが多くの職業のあり方を変えたように、ドローンも多くの職業のあり方を変えるでしょう。
でも、パソコンが多くの新しい市場を生み出したように、ドローンも新しい市場を生み出すはずです。
こうやって時代と共に少しづつ人間の生活は豊かになっていくのだと思います。
そして未来へ
今、ドローンに期待されているのは、どうしても人間がやらなければいけない危険な仕事をドローンが担ってくれるのではないかということです。
でも、それ以上の役割を果たしてくれることになると思います。
遠くない未来。僕らの頭上を当たり前にドローンが飛び、より便利な世界ができていることを期待し、『世界のドローンビジネスの調査』のシリーズを終了したいと思います。
以上。最後までつきあってくれたかた、本当にありがとうございました。
追伸: これからもドローンの情報は追いかけていきますよ。終わりじゃないですよ!
参考
世界のドローンビジネスの調査シリーズ(2015/05/12 - 2015/05/18)
- 世界のドローンビジネスの調査 その1 シンガポールのレストラン
- 世界のドローンビジネスの調査 その2 カナダのAED運搬
- 世界のドローンビジネスの調査 その3 カナダのドローンに関する法律
- 世界のドローンビジネスの調査 その4 アメリカの巨人 アマゾンのアマゾン・プライム・エア
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