2010年8月23日月曜日

androidアプリとiphoneアプリを開発して思ったこと その1

~スマートフォンアプリで起業を勧める愚かな評論家様達~の巻

オリジナルのandroidアプリを公開してから約一ヶ月半。最初のupdateも終了し、
次なるandroidアプリとiphoneアプリの開発にとりかかっています。

会社の仕事のほうでも半年以上androidアプリとiphone(ipad)アプリ開発には色々と関わっているので、色々なことがわかってきました。というわけで、現時点でのスマートフォンアプリの現状について何回かにわけてちょっと語ってみたいと思います。

まず思うのは、最近のiphoneの人気の凄さです。私はxperiaを利用しているのですが、周囲の人はほとんどiphoneを使っています。これから買う予定だという人も多いです。まあ、これは当然です。xperiaユーザの私が言うのもなんですが、はっきりいって現在のandroid端末とiphoneでは勝負になりません。開発していて端末を触ってると、断然iphoneのほうが完成度が高いことがわかります。私がxperiaを使ってるのは、電波の問題だけで、プラットフォームの完成度としては、現時点(2010/08/19)では、androidは話になりません。このことはまたあとで詳しく掘り下げます。

そして、最近ではipadも発売され、現在apple様は超バブリーです。猫も杓子もiphoneとipadを大絶賛。
macユーザーでありながらxperiaを使っている私は、疎外感を感じてしまいます。

そしてこのブームにのっかっているのが、偉く賢い評論家様や、企業コンサルタント様達です。アップルのビジネスモデルを大絶賛し、iphone,ipadアプリで起業をする大チャンスだと声高に叫んでいます。
そして、さらにその中にandroidアプリも加えて、
「今が起業の大チャンスだ。世界にうってでよ、若き日本人達よ!」と
煽っています。

そんな熱い状況を見て私は思うのです。
「実際に現場で物を作らない(作れない・作った事のない)人間は、言うことだけは立派だな」
と。
まあ、それが評論家やコンサルタントのお仕事なわけですけどね。

半年以上にわたるiphoneアプリやandroidアプリの開発でわかったことがあります。それは、
「現在のスマートフォンアプリ開発では、appleとgoogle以外が金を稼ぐのは難しい」
ということです。

それなのに、評論家やコンサルタント様達は、無責任に起業や金を得る千載一遇のチャンスだといい続けてます。
これは銀行預金は金利が低いから、株や投資信託で運用したほうが良いとサブプライム前に言い放っていた腐れ金融マン達と同レベルの戯言です。

というわけで、次回はなぜスマートフォンアプリの開発が金にならないかについて書こうと思います。

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