腕に自信のあるプログラマーは、最近入社した新人のプログラマーに言いました。
「プログラムにコメントは必要ない。読んで理解できるプログラムを書くべきだ」
既存プロジェクトのスパゲッティコードで頭を抱えているプログラマーが、彼の言葉を聞いて反論しました。
「いいや、コメントは必要だ。たとえ間違ったコメントでも、無いよりましだ。」
新人プログラマーは、言い争いをする二人の意見に頭を悩ませました。
さて、あなたならどちらの言い分を支持しますか?
僕は後者です。僕はプログラムにはコメントを書け派です。
以前まではずっと前者でしたが、今は後者です。
というのも、これまでに色々なコードを見てきましたが、読みやすいコードを書く人は、だいたいコメントも簡潔でわかりやすい傾向があります。逆にひどいコードを書く人はコメントもよくわからない。もちろん例外もあります。
考えてみればあたりまえのことです。読みやすいコードを書けるというのは、それだけ内容を整理できているということですから。
逆になにをやっているか理解に苦しむコードでも、コメントがあれば「本当にやりたかったこと」が伝わってくることもあります。
そんな経験もあって、今ではないよりはあったほうがいいのかな、と最近思うようになりました。
やっぱりコードはマシンだけでなく、人も読むものですからね。コメントがあったほうが楽になるケースのほうが多いです。もちろんコメントのせいではまることもあります。でも、トータルだと助かることのほうが多いような気がします。
ただし、ここでは以下のような例をコメントとはみなしてません。
// テストオブジェクトを実体化する Test test = new Test():
「実体化する」キリッ
こういったコメントを見るときがありますが、誰のために書いてるのでしょうか?
コードが一行増えるので、仕事した感が芽生えるのでしょうか。
でも、こういうのはコメントとは言いません。
落書きですから!!
残念!!
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