2012年8月28日火曜日

遺伝子治療革命の感想とゲノム時代の到来

これからはゲノムの時代だとよく言われています。しかし、実際ゲノムについて知識のある人はほとんどいないのが現状です。
近い未来、現代のIT技術のようにゲノム技術が当然のように利用されるのは間違いありません。
そんなゲノムの現在と簡単な知識を得るのに適した本が以下の本です。

基本的なゲノムの知識は、現在のパソコン知識のように普通の人も必要となる時代になるでしょう。
遺伝子スクーリニングから取得したゲノム情報からゲノム検索し、医療対策を行う時代は必ずやってきます。
上記の本はとってもわかりやすく記述されているので、知っておいた方が良いと思った基礎知識は学生時代のように丸暗記してしまうのがお薦めです。
私はルーズリーフで重要な箇所を抜き出して丸暗記しました。おかけで、wired等のゲノム関連の記事がとっても読みやすくなりました。

さて、パーソナルなゲノム治療が定着するのは、日本では欧米より時間がかかるような気がします。
まずは、自分のリスクを知りたいかという問題があります。
普通の人より発症リスクが高い病気にどう向き合うのか。また、介入予防措置ができない病気(アルツハイマー等)の発症リスクが高いと分かった場合にどう向き合うのか。自暴自棄にならないか。さらには、保険料の値上げや加入の拒否も考えられます。
日本人は人からどう見られるかというのを異常に気にするのでこのへんは揉めるのではないでしょうか。

だだし、病気の発症前に予防するチャンスが生まれるのも事実です。
リスクはコントロールできれば最大の武器となります。この辺はスポーツやビジネスと同じですね。

あと、DNAのリスク予測の現在のデータは北ヨーロッパ出身者を対象とした研究です。日本人のデータも沢山蓄積して欲しいところですが、嫌がる人が多いでしょうからデータの収集に苦労するような気もします。

とはいえ、未来は出生時に強制的に遺伝子スクーリニングを行うことになるでしょう。
ゲノム時代を迎えると、さらにソフトウェアの技術が重要となりそうです。
ゲノムは、プログラマーにとっても興味深い技術だと思うので、是非勉強してみてください。
将来、ゲノムに関わって巨万の富を得るプログラマーが出てくると思います。

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