機能のリリースが落ち着いたので、技術的負債の返却の時間を取りました。
railsを4.1.2から4.2.1にバージョンアップしたので、やり方をメモしておきます。
環境
- rails4.1.2
- vagrant
Gemfile変更
最新のrailsをGemfileに記載します。
#gem 'rails', '4.1.2' gem 'rails', '4.2.1'
Gemfile.lock を更新してgemを更新
// Gemfile.lock を更新 bundle update bundle install
設定ファイル等を更新する
bundle exec rake rails:update
config/boot.rbのみ変更しました。
テストを実行
テストを実行します。デグレが起きていないことを確認します。
bundle exec rspec spec
私の場合は、シンプルなアプリということもあり、全ての試験が問題なく通りました。
ただし、以下の警告メッセージが出力されました。
DEPRECATION WARNING: The configuration option `config.serve_static_assets` has been renamed to `config.serve_static_files` to clarify its role (it merely enables serving everything in the `public` folder and is unrelated to the asset pipeline). The `serve_static_assets` alias will be removed in Rails 5.0. Please migrate your configuration files accordingly.
rails5にバージョンアップする時に、config.serve_static_assetsの設定を削除しないといけないみたいです。来るべきrails5に備えて、忘れないようにメモを残しておきましょう。
config.serve_static_assetsが記載されているファイルは『config/environments/』配下にあります。
*4/30追記しました。以下のように修正しました。
config.serve_static_assets = true ↓ config.serve_static_files = true
変更を本番に反映するには、capistranoを実行するだけでOKです。
railsのバージョンを確認
bundle exec rails --version Rails 4.2.1
反映後はrailsのバージョンを確認しておきましょう。
以上。
PS: 4.1.2から4.2.1にバージョンアップは、1時間もかかりませんでした。
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