2015年4月27日月曜日

技術的負債の返却 その1 rails4のバージョンアップ

機能のリリースが落ち着いたので、技術的負債の返却の時間を取りました。

railsを4.1.2から4.2.1にバージョンアップしたので、やり方をメモしておきます。

環境

  • rails4.1.2
  • vagrant

Gemfile変更

最新のrailsをGemfileに記載します。


#gem 'rails', '4.1.2'
gem 'rails', '4.2.1'

Gemfile.lock を更新してgemを更新


// Gemfile.lock を更新
bundle update
bundle install

設定ファイル等を更新する


bundle exec rake rails:update

config/boot.rbのみ変更しました。

テストを実行

テストを実行します。デグレが起きていないことを確認します。


bundle exec rspec spec

私の場合は、シンプルなアプリということもあり、全ての試験が問題なく通りました。
ただし、以下の警告メッセージが出力されました。


DEPRECATION WARNING: The configuration option `config.serve_static_assets` has been renamed to `config.serve_static_files` to clarify its role (it merely enables serving everything in the `public` folder and is unrelated to the asset pipeline). The `serve_static_assets` alias will be removed in Rails 5.0. Please migrate your configuration files accordingly.

rails5にバージョンアップする時に、config.serve_static_assetsの設定を削除しないといけないみたいです。来るべきrails5に備えて、忘れないようにメモを残しておきましょう。
config.serve_static_assetsが記載されているファイルは『config/environments/』配下にあります。
*4/30追記しました。以下のように修正しました。


config.serve_static_assets = true

↓

config.serve_static_files = true

変更を本番に反映するには、capistranoを実行するだけでOKです。

railsのバージョンを確認


bundle exec rails --version

Rails 4.2.1

反映後はrailsのバージョンを確認しておきましょう。
以上。

PS: 4.1.2から4.2.1にバージョンアップは、1時間もかかりませんでした。

参照

この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...