2012年1月28日土曜日

プロトコルを理解する2

プロトコルを理解する1でプロトコルの概念は理解できたはずなので、ここから先は実装を行います。
まず、プロトコルLessonを作成します。

@protocol Lesson
- (NSString *)getLessonContent:(int)lesson;
@end

次に上記で作成したプロトコルを実装します。

#import "Lesson.h"

@interface ObjectiveCStudyViewController : UIViewController<Lesson> {
 @private 
  UILabel *stateText;
}
@property (nonatomic, retain) IBOutlet UILabel *statusText;
@end

@implementation ObjectiveCStudyViewController
@synthesize statusText;

- (NSString *)getLessonContent:(int)lesson {
    NSString *lessonNumber = [NSString stringWithFormat:@"%d", lesson];
    NSString *returnLessonContent = [@"lesson" stringByAppendingString:lessonNumber];
    return returnLessonContent;
}

@end

メソッドは実装部のみに記述します。
ではコンパイルして実行してみましょう。

NSLog(@"getLessonContent is %@", [self getLessonContent:3]);

以下の結果が出力されます。

   getLessonContent is lesson3

きちんとメソッドが実行できたのが確認できますね。

このプロトコルは、iphoneアプリの開発で、UINavigationControllerを使った パラメーターのやり取りで使用すると便利です。
呼び出し側でdelegateをセットして、呼び出し側からプロトコルを呼び出すというパターンです。
これも後々説明します。
とりあえず、iphone開発をするなら、プロトコルの使い方は覚えておくと便利だと思います。

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