2010年5月29日土曜日

redmineをLinux(Ubuntu)に導入する

windowsXPで数ヶ月Redmineを使ってプロジェクトを管理していましたが、
思っていた以上に使い勝手の良い素晴らしいアプリケーションだったので、Linuxに移行して本格的に使うことにしました。



以下は、忘れないための導入メモです。



導入環境

  • Ubuntu 9.10

  • Mysql 5.1.37

  • ruby 1.8.7



    参考にしたHP
  • http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/



まずは現在のRuby on Railsを確認。



gem env

gemのバージョンは1.3.5。
Redmineの導入に必要なのは、RubyGems 1.3.1以上なのでOK。



rails -v

コマンドでrailsのバージョンを確認。しかし、コマンドが動かない…。
/var/lib/gems/1.8/bin
にrailsを発見。パスが通っていないようである。



PATH=$PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
export PATH
rails -v
Rails2.3.5

railsのバージョンが無事確認できた。問題ないようだ。



次にMySQL


後でwindowsXPで使用しているデータを移行したいので、他のDBは選択対象外。



/etc/init.d/mysdql start
mysql -u root -p

mysqlが無事起動。versionは5.1.37


続いてRedmineのインストール



cd /var/www
mkdir rails
cd rails
wget http://rubyforge.org/frs/download.php/70486/redmine-0.9.4.tar.gz
tar zxvf redmine-0.9.4.tar.gz
mv redmine-0.9.4 redmine

これで、/var/www/rails/redmine/以下にファイルが展開されたのを確認。


再びmysqlを起動



create databse redmine character set utf8;
create user 'redmine'@'localhost' identified by 'redmine';
grant all privileges on redmin.* to 'redmine'@'localhost';

ここはwindowsと同じ。これでredmineのデータベースが完成。



さっくりと書いてあるが、ここまでで約2時間。現在夜の2:30。
明日も仕事があるので、今日はこれで終了。平日の仕事終了後に夜だけで導入するのは厳しいですね・・。



さて、再開。redmineのDBを作成する。



cd /var/www/rails/redmine/config
cp database.yml.example database.yml
vi database.yml
production:
adapter: mysql
database: redmine
host: localhost
username: root
password: rootpass

redmineのDB設定が終了。ここもwindowsと同じ。


続いて、セッションストアの作成



cd /var/www/rails/redmine
rake config/initializers/session_store.rb

成功すると、config/initializersフォルダの中に、session_store.rbが作成されている。


そして次にデータベース上にテーブルを作成する。公式HPには「$RAILS_ROOTで実行」とあるが、$RAILS_ROOTは
アプリケーションのルートディレクトリのことである。つまりここでは、/var/www/rails/redmineとなる。



rake db:migrate RAILS_ENV="production"

コマンドを叩くと、mysqlのドライバーがないと注意される。調べると、Rials2.2以降は個別にインストールする必要があるようだ。面倒だな。



sudo apt-get install libmysqlclient-dev
sudo gem install mysql

windowsXPの時のように、No Difinitionが大量に出るが無視。windowsはそれで動いたし~。



cd /var/www/rails/redmine
rake db:migrate RAILS_ENV="production"

成功。続けてデフォルトのデータのLOAD。windowsXPで使用している既存データを移行する予定だが、とりあえずは作成しておく。



rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production"

成功。最後にパーミッションの設定。lsで見ると755になっているので華麗にスルー。


mysqlとWEBrickを起動



/etc/init.d/mysql start
ruby script/server webrick -e production

起動。http://localhost:3000にアクセス。すると、

Mysql::Error: #42S02Table ‘bitnami_redmine.settings’ doesn’t exist: SHOW FIELDS FROM `settings`

なるエラーが発生。なんじゃこら、windowsXPじゃこんなことなかったのになあ。で、調査。どうやらMysqlにRedmineの
スキーマがないのが原因のようである。miggrateの処理に失敗していたみたい。



cd /var/www/rails/redmine
rake db:migrate RAILS_ENV="production"

色々とメッセージが流れる。今度は間違いなく成功だろう。再びhttp://localhost:3000にアクセス。成功!!
あー長かった。全部で作業終了までにだいたい3時間くらいはかかったかな。もっとLinuxに慣れないといけませんなあ。


これでひとまずはOKだが、まだデータ移行が残っている。その作業内容の公開はまた今度で。


では。

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