windowsXPで数ヶ月Redmineを使ってプロジェクトを管理していましたが、
思っていた以上に使い勝手の良い素晴らしいアプリケーションだったので、Linuxに移行して本格的に使うことにしました。
以下は、忘れないための導入メモです。
まずは現在のRuby on Railsを確認。
gem env
gemのバージョンは1.3.5。
Redmineの導入に必要なのは、RubyGems 1.3.1以上なのでOK。
rails -v
コマンドでrailsのバージョンを確認。しかし、コマンドが動かない…。
/var/lib/gems/1.8/bin
にrailsを発見。パスが通っていないようである。
PATH=$PATH:/var/lib/gems/1.8/bin
export PATH
rails -v
Rails2.3.5
railsのバージョンが無事確認できた。問題ないようだ。
次にMySQL
後でwindowsXPで使用しているデータを移行したいので、他のDBは選択対象外。
/etc/init.d/mysdql start
mysql -u root -p
mysqlが無事起動。versionは5.1.37
続いてRedmineのインストール
cd /var/www
mkdir rails
cd rails
wget http://rubyforge.org/frs/download.php/70486/redmine-0.9.4.tar.gz
tar zxvf redmine-0.9.4.tar.gz
mv redmine-0.9.4 redmine
これで、/var/www/rails/redmine/以下にファイルが展開されたのを確認。
再びmysqlを起動
create databse redmine character set utf8;
create user 'redmine'@'localhost' identified by 'redmine';
grant all privileges on redmin.* to 'redmine'@'localhost';
ここはwindowsと同じ。これでredmineのデータベースが完成。
さっくりと書いてあるが、ここまでで約2時間。現在夜の2:30。
明日も仕事があるので、今日はこれで終了。平日の仕事終了後に夜だけで導入するのは厳しいですね・・。
さて、再開。redmineのDBを作成する。
cd /var/www/rails/redmine/config
cp database.yml.example database.yml
vi database.yml
production:
adapter: mysql
database: redmine
host: localhost
username: root
password: rootpass
redmineのDB設定が終了。ここもwindowsと同じ。
続いて、セッションストアの作成
cd /var/www/rails/redmine
rake config/initializers/session_store.rb
成功すると、config/initializersフォルダの中に、session_store.rbが作成されている。
そして次にデータベース上にテーブルを作成する。公式HPには「$RAILS_ROOTで実行」とあるが、$RAILS_ROOTは
アプリケーションのルートディレクトリのことである。つまりここでは、/var/www/rails/redmineとなる。
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
コマンドを叩くと、mysqlのドライバーがないと注意される。調べると、Rials2.2以降は個別にインストールする必要があるようだ。面倒だな。
sudo apt-get install libmysqlclient-dev
sudo gem install mysql
windowsXPの時のように、No Difinitionが大量に出るが無視。windowsはそれで動いたし~。
cd /var/www/rails/redmine
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
成功。続けてデフォルトのデータのLOAD。windowsXPで使用している既存データを移行する予定だが、とりあえずは作成しておく。
rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production"
成功。最後にパーミッションの設定。lsで見ると755になっているので華麗にスルー。
mysqlとWEBrickを起動
/etc/init.d/mysql start
ruby script/server webrick -e production
起動。http://localhost:3000にアクセス。すると、
Mysql::Error: #42S02Table ‘bitnami_redmine.settings’ doesn’t exist: SHOW FIELDS FROM `settings`
なるエラーが発生。なんじゃこら、windowsXPじゃこんなことなかったのになあ。で、調査。どうやらMysqlにRedmineの
スキーマがないのが原因のようである。miggrateの処理に失敗していたみたい。
cd /var/www/rails/redmine
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
色々とメッセージが流れる。今度は間違いなく成功だろう。再びhttp://localhost:3000にアクセス。成功!!
あー長かった。全部で作業終了までにだいたい3時間くらいはかかったかな。もっとLinuxに慣れないといけませんなあ。
これでひとまずはOKだが、まだデータ移行が残っている。その作業内容の公開はまた今度で。
では。
0 件のコメント:
コメントを投稿