- 公開日:2015年08月13日
- 最終更新日:2019年07月15日
登山日時
- 2015/08/10
記事内容
谷川岳の西黒尾根にピストンで行ってきました。
その詳細な記録です。
谷川岳(たにがわだけ)
遭難による死者数が世界一多い山です。そのことから「魔の山」「人喰い山」「死の山」とも呼ばれています。
しかし、一般的なルート(天神尾根)は殆ど危険な個所はありません。谷川岳ロープウェイやリフトを使用することで安全に天神平まで行くことが出来ます。実際、子供連れの家族も数多く見かけます。谷川岳ロープウェイを利用しての年間登山者数は、約5万人程になります。また、日本百名山にも選ばれています。
タイムライン(赤字が今回の記事内容)
- 05:30 自宅を出発(交通手段:電車)
- 06:30 待ち合わせの駅で友人と合流
- 09:30 土合駅(どあいえき)に到着(交通手段:車)
- 10:30 西黒尾根入口を出発
- 13:30 谷川岳山頂到着
- 14:00 谷川岳山頂出発
- 16:30 西黒尾根ルート入口に下山
- 17:30 谷川岳温泉
- 19:00 帰宅路
- 22:00 自宅に到着
登山時間
- 6時間(往復)
- 3.0時間(登り)
- 0.5時間(山頂で食事)
- 2.5時間(下り)
難易度
★★★
難しい。
西黒尾根ルートは標高約700mからスタートとなります。
日本三大急登の一つに選ばれているだけあって、相当の体力を必要とします。
初心者の場合は、一般的なルート(天神尾根)を利用した方がよいと思います。
登山概要
今回は「人喰い山」、谷川岳(たにがわだけ)に行ってきました。
日程は日帰りで、登山コースは西黒尾根を選択。ピストン(往復で同じルート)です。
この日は、大雨災害の影響で谷川岳ロープウェイが運休していました。
そのため、西黒尾根での登山を決行しました。
登山メンバーは、私とマジコ@ムンクさんは俺の嫁さんと二人。先日、二人で富士山の須走ルートを日帰りしてきたので、西黒尾根ピストンでもなんとかなるだろという判断でした。
土合駅(どあいえき)
谷川岳の最寄駅は土合駅(どあいえき)です。
土合駅(どあいえき)は標高500mほどに位置していますが、日本一のモグラ駅とも呼ばれています。
電車でなく車で来たのですが、せっかくなので駅の中へ見学に行きました。
重厚な雰囲気を纏った駅です。なんか
ファイナルファンタジー7みたい
だと思いました。
暗闇の中に光る電灯が映画のワンシーンのようにも見えます。
また、駅から改札口までは486段もの階段をのぼらないといけません。
不思議なのは、この駅は誰が何の目的で作ったのかということです。人気のないこの場所に、これだけの駅を建てる意味がないのは明白です。谷川岳の観光客のためだけに建設したとは思えません。
駅の中は、全体的に戦前の施設のような雰囲気が漂っています。
この日は、地元の中学生らしき子供達が、階段を往復してタイムを測定していました。部活動のようでした。確かに良いトレーニングになるでしょう。
時刻表を確認すると、電車は一日に4,5本でした。当然、無人駅で、駅というより完全な観光スポットです。
谷川岳に電車で来る人は、水上駅からバスを利用するのが一般的なようです。
土合駅(どあいえき) - 谷川岳入口(西黒尾根)
土合駅(どあいえき)から谷川岳入口(西黒尾根)までは徒歩で進みます。
途中には人工に作成された滝を見ることができます。美しいです。
谷川岳が人気スポットである要因の一つに、谷川岳ベースプラザにある谷川岳ロープウェイとリフトで気軽に登山可能なことがあります。
しかし、この日は谷川岳ロープウェイは運休でした。
原因は、大雨の影響でケーブルが切断されてしまったからです。復旧は未定で、もちろんリフトも中止でした。
当然、売店にもまったく人がいない状態で、店は閑散としていました。
この時期が一番の繁忙期なのに、経営者は頭が痛いでしょう。
また、この谷川岳ベースプラザでは登山届も出せます。我々も登山届を提出して出発しました。
谷川岳ベースプラザを出てしばらく歩くと、西黒尾根入口に到着。かなりの急斜面が目の中に飛び込んできました。
このルートを進むのは相当の覚悟が必要なようです。
次回に続きます。
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