プロジェクト管理ソフトのRedmineの導入メモ(windowsXP)
導入理由
・仕事でAndroidやSpring等を使うことになり、技術の習得が必要になった。そのため、自宅で作成したソースや知識を管理する必要が出てきた。どうせなら、設計・開発・バグ・情報も管理したい(残したい)
・tacというソフトも良いみたいだが、rubyは昔からちょこちょこと使っていて、エラーの発見・修復がやりやすいだろうと思ったから。でも、railsは知らんW
導入するマシン情報
・windowsXP
・ruby1.8.6
・gem0.92
・mysql5.0.18-nt(ずっと使ってないのでrootのパスワード忘れたW)
ということで、Redmineで使うmysqlはすでにインストール済みだが、rootのパスワードを完全に忘れているので、再設定をする
MySqlのrootパスワードを忘れた場合の対応~windowsXP編~
コマンドラインを開く
↓
mysql\binのフォルダに移動
↓
mysqld-nt --skip-grant-tablesと入力する
↓
エラーもなく何も入力できなくなると、成功。この状態でサーバーが動作している
↓
上記を閉じないままで、MySQL Command Line Clientを開く
↓
パスワード無し、つまりエンターキーのみでログインする
↓
rootユーザーにパスワードの設定を行う。update文でuserテーブルを直接編集する
↓
update mysql.user SET password=password('root') WHERE user='root';
('root')には新たなパスワードを入力して設定する
↓
無事に終了。念の為に変更を確認しておく
↓
select * from mysql.user;
↓
変更が確認できたら、MySQL Command Line Clientを終了する
↓
最初に動かしたフォアグランドで実行中のサービスを閉じる
新たにコマンドプロンプトを開き、shutodownします
↓
コマンドラインを開く
↓
mysql\binのフォルダに移動
↓
mysqladmin shutdownと入力する
↓
最初のコマンドプロンプトをフォーカスすると、mysqlサーバーが終了してコマンド入力が可能な状態に戻っている
↓
サービスからmysqlサーバーを立ち上げる
↓
MySQL Command Line Clientを立ち上げて、設定しなおしたパスワードでログインできることを確認する
以上でMYSQLのrootの再設定が終了です。
MySqlにRedmineのデータベースを設定する
redmineデータベースを作成する。
↓
create database redmine character set utf8
↓
新しいMysqlアカウントを作成する
↓
create user 'redmine'@'localhost' identified by 'redmine'
↓
管理者権限をもつユーザを登録する
↓
grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost';
Redmineのダウンロードと環境の設定
http://rubyforge.org/frs/?group_id=1850に遷移
↓
redmine-0.9.2.zipをダウンロードする。
↓
rubyのバーションを確認する。ruby -v
↓
1.8.6
↓
railsのバーションを確認する。gem -v
↓
0.92
↓
redmineのrubyのversionは1.8.6, 1.8.7なのでOK
Railsのversionは2.2.2なのでNG
↓
まずはgemをバージョンアップする。
gem update --system
↓
rubygems-update requires builder >=0のエラー発生
gem install builder
を実行するも失敗。Could not find builder (>0)…
しばらくはまる。原因不明状態。why?????
gem envでpathを確認
redmineの公式ページで、
注意:
* RubyGems 1.3.1が必要です。
の記述を発見。
なるほど。
gemが古いのが原因みたいだ。
ということで、コマンドでの取得は無理と判断し
http://rubyforge.org/frs/?group_id=126からrubygems-update-1.3.5.gemをダウンロード
rubygems-update-1.3.5.gemをCドライブ直下に移動し、コマンドプロンプトを呼び出してCドライブ直下に移動
↓
gem install rubygems-update-1.3.5.gemを実行
↓
これも失敗。調べるが情報が見つからない。あかん、心が折れそうだ
調査後、ちょっと良い情報を入手
C:\ruby\lib\ruby\gems\1.8source_cacheを削除してみる。
↓
再びgem install rubygems-update-1.3.5.gemを実行。しかし、うまくいかない
ならば、ソースを使ったほうが良いのかもしれない
http://rubyforge.org/frs/?group_id=126からrubygems-1.3.5.zipをダウンロード
解凍して、setup.rbをダブルクリック。
↓
見事に成功。gem -v 1.3.5
↓
ここまででだいたい3時間くらい。今日はここまで。続きは明日
↓
gem update rails
↓
成功
↓
C直下にredmineフォルダを作成。
↓
ダウンロードしたredmine-0.9.2.zipを解凍し、フォルダ名をredmineに変更して配置
↓
redmine\conf\database.yml.exampleをコピーし、database.ymlとする
↓
セッション暗号化用鍵を生成する
↓
コマンドプロンプトでC:\redmineに移動し
rake config/initializers/session_store.rb
を実行する。
成功すると、C:\redmine\config\initializersフォルダにsession_store.rbが作成されている
↓
データベースを初期化する。
rake db:migrate RAILS_ENV=production
↓
失敗。try again:gem install mysqlと指示されたので、gem install mysqlを実行
なんかNo difinitionが多いが、エラーは吐いてないようなので、無視することにする
↓
コマンドプロンプトからredmine直下に移動し、rake db:migrate RAILS_ENV=productionを実行
↓
成功。続けて、rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=productionを実行
↓
jaを指定して終了。これも上手くいったようだ
メールの設定はしないのでこれでRedmineのインストールと設定は終了。まじで疲れた
Redmineの起動
ruby script/server -e productionを実行
↓
なつかしのWEBrickの起動を確認
↓
ブラウザを起動し、http://localhost:3000/を入力。無事成功!!
画面 Redmine
これでとりあえずはredmineが使えるようになったはず。結構時間かかったので、使いやすいといいなあと思っています。
subversionも連携させたいが、それは余裕のある時にやります。
また何かあったときは、メモしてUPします。でわ。
by エディ(2010/02/18 - 2010/02/19 作業時間約5時間)
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