2015年12月5日土曜日

rails4 Foundation 6を使用する

  • 公開日:2015年12月05日

記事概要


rails4でFoundation 6を利用する場合の説明記事です。

環境

  • rails4.2.4
  • ruby2.2.3
  • Foundation 6

Foundation 6のインストール


Foundation 6の公式サイトには以下のgemを使った導入方法の説明が記載されています。

{rail-app-folder}/Gemfile

gem 'foundation-rails'

しかし、この方法はお勧めしません。
理由は、Foundation6が不要になったり、Foundation6のアップデートをする場合に、gemでインストールしてしまうと後の修正が大変になってしまうからです。
なので、この記事では、通常のダウンロードをしてファイルを配置する形を説明します。

Foundation 6に必要なファイルを配置する


公式サイトからダウンロードしてきたFoundation 6のファイルをrailsアプリのディレクトリに配置します。
rails4では、cssやjavascriptのファイルをAsset Pipelineの機能を利用して使うのが一般的です。この機能を利用する場合は、app/assetsディレクトリにcssやjsを配置する必要があります。

今回のアプリでもAsset Pipelineは利用するので、

{rail-app-folder}/app/assets/stylesheets

foundation.css

{rail-app-folder}/app/assets/javascripts

foundation.js

のようにファイルを配置します。

app/views/layout/application.html.erbへの記載


Foundation6のcssとjsファイルは共通で利用するので、application.html.erbに

app/views/layout/application.html.erb

  <%= stylesheet_link_tag "application", media: "all" %>
  <%= javascript_include_tag "application" %>

のように記述します。

アプリを起動


WEBrickを起動して確認しましょう。

terminal

rbenv exec bundle exec rails s -b 0.0.0.0

うまくアプリが立ち上がったら、ブラウザからソースコードを確認して、

html

<link rel="stylesheet" media="all" href="/assets/foundation.self-9b3ba3fcd76e7ef0282715e4069bac5699978f1970d3ac85f98ddf645c955531.css?body=1" />
<link rel="stylesheet" media="all" href="/assets/application.self-e80e8f2318043e8af94dddc2adad5a4f09739a8ebb323b3ab31cd71d45fd9113.css?body=1" />

のようにhtmlが生成されていることを確認しましょう。

まとめ


Foundation6はFoundation5と比較すると、かなりの変更が行われています。
間違ってbundle updateでcssやjsを更新してしまうと、画面デザインがめちゃくちゃになってしまうので気を付けましょう。
cssやjsは手動で配置することをお勧めします。

また、本番環境でAsset Pipelineが失敗しないように、必ず本番用のデプロイ手順(自動化)も用意しましょう。個人的には、railsのdeployにはcapistranoを使うのが良いと思います。

以上です。

Rails4の開発にオススメの本


運営サイト(railsで作成しています)


参考サイト

この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...