2015年12月27日日曜日

Rubyのバージョンをアップする rbenvを利用してRuby2.2.4からRuby2.3.0へアップデート

  • 公開日:2015年12月27日

記事概要


Ruby2.3.0が2015年12月25日にリリースされました。この記事はRubyのバージョンをアップする方法を記載した記事です

環境


  • Ruby2.2.4 → Ruby2.3.0
  • centos6.5
  • rbenv

現在のrbenvとrubyのバージョンを確認


まずは現状の環境の確認をします。Rubyの現在のバージョンを確認します。

terminal

ruby -v
ruby 2.2.4p230 (2015-12-16 revision 53155) [x86_64-linux]

続けてrbenvの現在のバージョンを確認します。

terminal

rbenv -v
rbenv 0.4.0-215-g90373d7

インストール可能なrubyの一覧を確認します。

terminal

rbenv install --list
  2.2.4
  2.3.0-dev
  2.3.0-preview1
  2.3.0-preview2

まだRuby2.3.0はありませんね。

rbenvのバージョンアップ


Ruby2.3.0を利用できるように、rbenvとruby-buildをupdateします。
まずはrbenvです。

terminal

// pathを確認
which rbenv
~/.rbenv/bin/rbenv

// rbenv配下に移動
cd ~/.rbenv
// pullで最新バージョンを習得
git pull

// バージョンチェック
rbenv -v
rbenv 1.0.0-3-g22f4980

// 反映
rbenv rehash

ruby-buildのバージョンアップ


続いてruby-buildです。

terminal

// rbenvのruby-build配下に移動
cd .rbenv/plugins/ruby-build
// pullで最新バージョンを習得
git pull

Fast-forward
 bin/ruby-build             |    2 +-
 script/brew-publish        |    2 +-
 share/ruby-build/2.3.0     |    2 ++
 share/ruby-build/2.3.0-dev |    2 +-
 share/ruby-build/2.4.0-dev |    2 ++

インストール可能なrubyの一覧を確認します。

terminal

 rbenv install --list

  2.3.0-dev
  2.3.0-preview1
  2.3.0-preview2
  2.3.0
  2.4.0-dev

Ruby2.3.0が追加されていますね。2.4.0-devまで追加されていますが、ご愛嬌。

Ruby2.3.0install


いよいよRuby2.3.0をinstallします。rbenvを使ってinstallします。

terminal

// install
rbenv install 2.3.0

// デフォルトの設定にする
rbenv global 2.3.0

// versionチェック         
ruby 2.3.0p0 (2015-12-25 revision 53290) [x86_64-linux]

上手く導入できました。

まとめ


Rubyは着実に良いバージョンアップをしている言語だと思います。
まだしばらくは、WEBアプリ開発のメイン言語として活躍してくれそうです。

railsへの適用, chefを使ったupdate, 2.3の新機能の使い方も適用次第、説明していきたいと思います。

以上です

Rails4の開発にオススメの本


Rubyの応用力をつけるのにオススメの本


運営サイト(railsで作成しています)


参考サイト

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