記事概要
rails4.2.5からrails5.0.0にアップグレードした時の方法をまとめた記事です。
Gemと設定ファイルの修正は、この記事を参考にしてください。
この記事は、capistranoの修正方法について記載しています。
環境
- centos6.5
- rails4.2.5 → rails5.0.0
- ruby2.3.0
- rbenv
- unicorn
- capistrano3.2.1 → capistrano3.5.0
- whenever
capistranoの実行
capistrano3.2.1でRails5.0.0をstaging環境にリリースします。
terminal
bundle exec cap staging deploy:check
以下のエラーが発生します。
terminal
NoMethodError: undefined method `on' for main:Object
deployできなくなっています。
capistranoのgit logを追うと、このバグは3.5.0で対応されているので、capistrano3.5.0に更新します。
Gemfile修正
Gemfileを修正します。
{project_folder}/Gemfile
gem 'capistrano', '~> 3.2.1' ↓ gem 'capistrano', '~> 3.5.0'
updateします。
terminal
// update bundle update
アップデートに成功したら、config/deploy.rbを修正します。
{project_folder}/config/deploy.rb
lock '3.2.1' ↓ lock '3.5.0'
以上で修正は完了です。
deploy:checkします。
terminal
bundle exec cap staging deploy:check
正常にdeployが通ります。
その他
その他のcapistranoのdeployツールは正常に動きました。
私の環境では他に、
- maintenance
- sitemap
- whenever
を利用していますが、問題ありませんでした。
導入方法は以下のリンク記事を参考にしてください。
まとめ
以上で、Rails5.0.0の移行作業は終了です。
ここではすでにRails6のアナウンスもされています。
Rails6までには、もっと他の効率的なフレームワークが出ていて欲しいですね。
以上です。
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