- 公開日:2016年05月26日
- 最終更新日:2016年05月28日
記事概要
APIサービスをRailsでなく、GoLangで作ることを検証しました。
その検証内容をまとめた記事です。
環境
- Centos6.5
- Go 1.6.2
- Nginx 1.8.1
はじめに
スマートフォンアプリ用のAPIサービスをRailsでなく、GoLangで作るかどうかを検証しました。
以下が、検証項目です。
- Centos6.5にgolangをインストールする。
- golangでサーバーを動かす。
- nginx経由でgolangサーバーにアクセスする。
- golangで作成したAPIを叩いてjsonを返却する
- mysqlに接続する。
- ログを吐き出す。
今回は、言語仕様や文法の基礎的なことは学習しないで、行き当たりバッタリで進めていきます。
調査しながらでもコードがなんとか書けるというのも、言語の重要な選定要素と思うからです。
直感的に長く使えそう、息の長そうと思える言語なら、今後基礎的な学習もやっていきます。
ダメな場合は、Rails, Spring, djangoで作ろうと思います。
インストール
GoLangをcentos6.5にインストールします。
現在の最新バージョン1.6.2を使います。
terminal
// ダウンロード wget https://storage.googleapis.com/golang/go1.6.2.linux-amd64.tar.gz // rootになる su - // /usr/localフィレクトリに解凍 // -C, --directory ディレクトリ名 指定したディレクトリに移動してから動作を始める tar -C /usr/local -xzf go1.6.2.linux-amd64.tar.gz // 環境変数の設定フォルダ cd /etc/profile.d/ // goの環境変数を読み込むshを作成 touch go.sh vi go.sh
/etc/profile.d/配下のgo.shは、サーバーログイン時に呼び出されるシェルです。(正しくは、ログイン時にシェルで*.shとして、全てのシェルが呼び出される。)
このgo.shファイルで環境変数を設定します。
/etc/profile.d/go.sh
export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
保存したら、一度サーバーからログアウトします。
再度サーバーにログインして、golangの設定をチェックします。
terminal
// version確認 [vagrant@vagrant-centos65 profile.d]$ go version go version go1.6.2 linux/amd64
正常に設定が完了しました。
まとめ
GoLangのインストールは非常にシンプルです。
chefを使って管理する場合は、supermarketのレシピがcentos6.5に未対応なので、自分でレシピを記述する必要があります。
個人的な意見では、ubuntuならchefを使って、centosなら手動でinstallすれば良いと思います。
dockerや、他のミドルウェアの開発を見ると、今後の開発ではcentosよりubuntuを使うべきですね。centosはエンタープライズ用になっていきそうな流れです。
以上。
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