2012年2月5日日曜日

androidのWebViewからiphonのUIWebViewへの移植 その1

アプリ開発を行う場合に、iphoneアプリとandroidアプリの両方を作成しないといけない場合があると思います。
両方のアプリを開発する場合の最大の問題はプログラミング言語です。
androidはjava、iphoneはobjetive-Cという別々の言語で開発をしなければなりません。

プログラミング能力に長けたエンジニアなら使用するプログラム言語の違いはそれほど問題ではないと思いますが、開発効率を考えると共通化できる部分は共通化しておきたいところです。

というわけで、ここではandroidのWebViewを使って画面の一部をHTMLで作成し、iphoneのUIWebViewに移植することをやっていきたいと思います。
サンプルには私の開発したアプリ「記憶の王様」の一部を利用します。

android版「記憶の王様」アプリでは、【その他】画面から遷移できる【アプリについて】【アプリ使用例】【利用規約】【ライセンス契約】の内容をWebViewを使ったHTMLで表示しています。

図1.その他画面(android)

図2.アプリについて画面(android)


これをiphone版「記憶の王様」アプリでは、UIWebViewを使って以下のように移植します。

図3.その他画面(iphone)

図4.アプリについて画面(iphone)

【アプリについて】画面の内容はandroidと同じようにHTMLで表示しています。
このようにHTMLを使い回すことで、保守性が高い、エンジニアの負担を軽減してくれるアプリ開発をおこなうことが出来ます。
ただし、複雑な処理をHTMLで記述するのは処理速度上あまりお薦めできません。 一方で、シンプルな箇所はなるべくHTMLにしたいところです。
さて、それでは移植作業の説明をしていこうと思います。
少々長い話になると思いますが、よろしくお願いします。

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