2017年1月に読んだ本 2017年01月01日 - 2017年01月13日

• 公開日：2017年01月13日

目的

ネットの情報がテレビ化してつまらなくなってきたので、2017年からは読書量を増やそうと思います。
この記事は読書記録のまとめです。5冊-10冊間隔くらいで感想を載せていこうと思います。

ＡＩ時代の人生戦略　「ＳＴＥＡＭ」が最強の武器である

• 開始 : 2017年01月05日 - 終了 : 2017年01月05日
• 評価 : B

学んだ事柄

• 投資サービスロボアドバイザー
• 2020年から理数探求という科目が増設される

人生戦略というよりは、「もっと理数系に目を向けなさい。人生楽しいから。」といった内容の本です。ゲノム編集についての内容があればもっと良い本だっだと思います。

線形代数キャンパスゼミ

• 開始：2017年01月03日 - 終了 : 2017年01月08日
• 評価 : A

AI時代の技術の理解には、線形代数の理解は必須です。この本は、とても分かり易い本なので、定期的に繰り返して読む(解く)とより効果があると思います。

日本人の9割が知らない遺伝の真実

• 開始：2017年01月07日 - 終了 : 2017年01月08日
• 評価 : B

学んだ事柄

• 研究では、IQは遺伝が54％
• 音楽、数学、スポーツは遺伝が80％。外国語の習得に遺伝は関係ない。環境次第。
• 子育ての方法で子供の能力は変わらない。遺伝の方が影響が大きい。

努力論を振りかざす人に読んでもらいたい本です。人の能力は、ジャンルにもよりますが、遺伝が5割くらい影響します。また、優秀な人間同士がくっついても遺伝が発動するとは限りません。 遺伝の差を、差別と頭ごなしに否定するのではなく、社会が認めて、いろいろな遺伝子を持った人たちが活躍できる多様な社会になって欲しいです。

人質の経済学

• 開始：2017年01月03日 - 終了 : 2017年01月08日
• 評価 : B+

学んだ事柄

• アルカイダやイスラムを生み出したのは、9.11のアメリカ愛国者法である。ドルのマネーロンダリングの洗浄が資金をユーロに向け、ヨーロッパの誘拐ビジネス、移民ビジネスになった。今の移民問題は破談国家の重要なビジネスとなっている。
• ヨーロッパの国が難民を受け入れるのは、難民に家や食事を提供すると政府から金が貰えるから。それが事業となり多くの雇用を生む経済となっている。だから、やめることができない。難民は欧米の民主主義の押し付けが生んだ壮大なブーメラン。

今の世界の状況理解できる本です。作者と解説の池上彰氏は、難民はグローバル化が原因としていますが違うと思います。原因は欧米の価値観を善とし、他は悪という考え方ではないでしょうか。結果論として日本は対応できましたが、ソマリアのような失敗国家になってた可能性もあったはずです。

科学雑誌Newton2017/02月号

• 開始：2017年01月08日 - 終了 : 2017年01月13日
• 評価 : A

光の量子論と水素の科学の特集が面白かったです。

まとめ

今回感想を記述した本に「外れ」はないと思います。
手にする本がいつもこうだと波なく継続的に本が読めて、いいですよね。 今後の世界のイメージができない人は、「ＡＩ時代の人生戦略　「ＳＴＥＡＭ」が最強の武器である」を読んでみるのをお勧めします。

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