- 公開日:2017年08月13日
記事概要
機械学習の環境をdockerで生成して、opencvをinstallする方法を記載した記事です。
環境
- Docker version 17.06.0-ce
- ubuntu 16.04.2 LTS
- Python 3.6.1 :: Anaconda custom (64-bit)
opencvインストール
opencvをAnacondaでインストールします。
terminal
conda install -c https://conda.anaconda.org/menpo opencv3
これだけでopencvを実行しようとすると
terminal
ImportError: libgtk-x11-2.0.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
が発生しました。
なので、以下のように対応します。
terminal
apt-get update apt-get install libgtk2.0-0
これでopencvが動きます。
サンプルのopencv.pyファイルを作成して実行します。
opencv.py
# -*- coding: utf-8 -*- import cv2 def main(): print(cv2.__version__) if __name__ == "__main__": main()
terminal
python opencv.py 3.1.0
opencvが動作しました。
PS : apt-get install libgtk2.0-0を実行してもdbusのエラーは残ります。conda install dbusしても修正されません。。。調べてみると、ubuntuでは色々と問題があるみたいですね。apt-get updateを実行しても問題ないようなので、このまま利用します。
まとめ
opencvをdockerとubuntuで利用するのは、あまり相性が良くないようです。opencvが古いバージョンだとうまくいくという情報もあるみたいなので、そちらを利用してもいいでしょう。
しかし、pythonの環境構築はRubyよりひどい気がします。定期的なライブラリの更新とかできるのでしょうか。
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