- 公開日:2016年10月03日
はじめに
650ページを超える本だが、Javaの知識があれば読破するのに、あまり時間はかからないだろう。 私は演習問題を含めて10時間ほどで読めた。
逆に、Javaの知識がなければ、読むのはかなり厳しいだろう。なお、インタフェースの理解は必須だ。
コードの内容が頭に入ってこない場合は、まだ読むには尚早である。
もっと力をつけてから読むと良い。
特徴
題名にデザインパターンとあるが、Javaスレッドの基本的な使いかたを丁寧に説明した本である。
デザインパターンん本ではない。題名が悪い。
Swingの開発者をターゲットとしているので、Androidアプリ開発者に適している。
スレッドだけでなくリスナーの説明があるのも良い。
一方で、WEBアプリの開発者にはまるで向かない本である。
発売時期を考えると、世に早くですぎた感が否めない。
とはいえ、Android開発者には最高の本である。
また、日本語が原書なので、日本人開発者に非常に読みやすいのも特徴だ。
できれば、手元に著者の本であるデザインパターンもあると、なお理解がしやすいだろう。
ObsevaerパターンやFlyWeightパターンの知識は、よりスレッドの理解を高めてくれる。
まとめ
優れた本はいつの時代でも役立つというお手本のような本である。 ぜひ手にとって、力をつけてほしい。
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