2013年5月4日土曜日

雑誌オワコン伝説

雑誌はオワコン。
ネットがあれば雑誌は不要。

こんな意見をネット上でよく見かけます。実際、出版業界の業績はよくありません。
しかしなかなかどうして、雑誌という媒体はよくできていると思います。


上記は管理人が毎月欠かさない日経サイエンス:日経サイエンス

雑誌の良いところは情報がきっちりとまとめられていることです。
ネットだとどうしても情報が断片的になりがちです。

この私のブログも同じです。毎日いろんな人が、検索から訪問してくれます。
私のサイトの訪問の主な目的は、技術で困った場合の解決方法の探索でしょう。
検索経由でたどり着く人が大勢だと思います。
なので、技術情報のパート3がいきりなりひっかかって、最初から読むはめになったという人も結構いると思います。

そもそもネットという媒体は、コンテンツをリニアな構成で提供するのに向いていないといわれています。リニアな構成のコンテンツとは、初めから終わりまでを見てもらえることを想定したコンテンツです。

ネットはノンリニアなコンテンツが向いているというのが一般的な見方です。
ノンリニアなコンテンツは、最初から見なくていいし、どこからどうみても成り立つように断片化されているコンテンツです。

一方で雑誌はリニアな構成に向いています。そもそもデジタルなメディアはアナログなメディアと比べてリニア性が高いのです。

雑誌がオワコンとされているのは、現代はすぐに情報が得られるノンリニアな情報が多く求められているからでしょう。
時間に追われているので、最適解をすぐに見つけられるネットの評価が高くなっているのだと思います。 確かに芸能情報などをちょっと気晴らしに見たい人には、今の雑誌媒体に価値はあまり見いだせないかもしれません。

しかし、ある程度のまとまった情報を得るなら、雑誌はとてもバランスの良い媒体です。
ブログやソーシャルメディアを使う人なら、的確に構成、推敲された文章は参考になるでしょう。

なので、最近はネットからの情報取得がメインになって雑誌は読んでいないという人も、時々は目をとおしてみてはどうでしょうか。
きっと新しい発見が得られると思います。

ちなみに私がよく目を通す雑誌は以下です。

  • 日経サイエンス
  • WEB+DB PRESS
  • Gainer
  • BRUTUS

他の雑誌も時々購入したり読んだりしています。

ネットという媒体がこれらの雑誌のクオリティを越えられる日まで、私はまだまだ雑誌という媒体を頼ると思います。

でわ。

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