2009年1月25日日曜日

翔ぶが如く1

翔ぶが如く1

著:司馬遼太郎

文春文庫

罪と罰2が出るまでに時間があったので、なんとなく手に取った本です。
「翔ぶが如く」を読むべきか「水滸伝」を読むべきかで結構迷いましたが、
日本人なのだからとこちらを選択しました。
全10巻の長編小説なので、一気に読むことは難しいと思うので、読みたい本がない時の
合間合間に気長に読んでいこうと思ってます。
それなりに古い本で、内容も内容なので、意味が曖昧にしか理解できない言葉が所々にあり、携帯の国語辞典を良く利用しました。
又、登場人物の名前の読み方が覚えられないので、紙に読み方をメモしておきながら読む必要がありました。
この1巻は、征韓論がメインの話です。
明治維新によって長い徳川幕府の時代が終わり、列強の欧米諸国に追いつこうとする新日本政府。
その中心人物である西郷隆盛と大久保利通が中心に描かれています。
この小説は物語というよりは歴史の教科書に近いです。小説を楽しむというよりは、日本の明治という激動の時代に起きたことの詳細を知る本です。
もちろん内容は面白いのですが、小説が面白いというわけではないです。
明治初期という時代に起きた出来事が興味深いといったほうが適切でしょう。

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